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はじまり -ルシェ騎士-

ギルド結成前、物語スタート時点のお話です。CP要素は特になし。
グリオン→メルク→シャルル→モモメノの順番です。


本日はグリオン編。

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街の入り口に突っ立ったまま、なかなか動けずにいる男の姿を街の人たちは気にも留めない。彼のようにガチガチに緊張してやってくる者は珍しくないのだろう。微笑ましく思われているのか、稀に送られてくる視線は柔らかい。
少し頬を染めたグリオンは、ルシェの男の特徴である長い耳を震わせて足元を見つめる。
たった一歩足を踏み出すだけで、彼の物語は始まる……ハントマンを志すものにとってカザンとはそんな地であった。

グリオンは将来を嘱望された騎士だ。若干頭が固すぎるきらいはあったが、冷静で思慮深く、剣の腕も申し分ない。ただ、仕えるべき主君だけがいなかった。
理想と正義に燃える彼は、一方でロマンチストでもある。
どうせ仕えるならば姫君がいい。
彼の心がそう認めれば、別に主が男であっても捧げる忠義に変わりはないが、やはり騎士たるもの姫を……女性を守る存在でありたい。
幼い頃に読んだおとぎ話では、騎士が恐ろしい魔物と勇敢に戦い姫を救い出していた。大人になろうとも、抱く憧れは変わらなかった。辛い修行を乗り越え、騎士となったのも夢を現実とするためだ。
姫と騎士の『めでたしめでたし』の先のことなど微塵も考えずに、純粋に……もしくは単純に自分の力は姫のために使うのだと固く心に決める。

そこで主君がいないグリオンが選んだのはハントマンになる道だった。
ハントマンには『姫』と呼ばれる女性たちがいる。きっとその中に自分が使えるべき唯一無二の主が見つかるはずだ。
他人からすれば思い込みもいいところだろうが、グリオンには不思議な確信があった。
姫のためならば、この命惜しくない。
このカザンでそんな方に巡り会うのだと夢見がちに頷いて、ようやくグリオンはカザンの街に踏み入った。



うちのグリオンは基本うっとおしい男です。一番好きなキャラの設定がこれでよかったんだろうか、私。
※始まりこんなですが、ウチはルシェ騎士×青ローグ推奨ですw
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